新しく、教員免許を取ります。
最近、思うことがあって、新しく音楽の教科の免許をとろうかなあと思っています。
そもそも、吹奏楽部の顧問になりたくて教員を志しました。ですから、最初は音楽の先生になりたかったのです。しかし、一般家庭で、本格的な音楽教育を受けている訳ではなかったので、当時は諦めざるを得ませんでした。(今思うと、そこまでの勇気も足りなかったのだと思います。)
そして、次に興味のあった教育心理学の道へ進みました。(しかし、大学時代はどっぷり吹奏楽をやっていました。)その中で、国語の免許を取ることにしたのです。
もちろん、国語という教科は大好きです。
こうして教えていて、教えるのにいつも知識が足りていないと思わせてくれる、どこまでも奥深い教科。一生かかっても学び足りません。国語科として、こんな素敵な教科を教えさせていただいていることに、感謝しかないです。
ただ、やっぱり自分の原点は音楽かなと。
得意ではないけれど、ずっとずっと好きなものは音楽なのではないかと、最近、実感するのです。
また、吹奏楽部の主顧問を務めていたとき、どうしても音楽科の先生に引け目を感じていました。もっと音楽を知っていたら…そう思っていました。もちろん、勉強はしていました。しかし、専門的に勉強をしていないことは、自分にとって、とても引け目であったことは事実です。
今、合唱部の顧問となり、音楽は分かっても、十分に指導できていないという不安もありました。
昨今、コロナ禍で、外出が出来ません。
最初は教科の勉強から始めました。国語、特別活動、道徳…。その中で、やっぱり音楽をやりたい気持ちが、再燃してきたのです。
勤務下の中で、やっていかねばならないので、大変さはあると思いますが、思い立ったときがやりどきです。
今が一番、若い。
尊敬する先輩の言葉を胸に、やれることはやっていきたい。そう思っています。